水の電気分解の問題(教科書)
2013年7月6日 16時11分
まず、真面目に解いてみましょう。
流れた電子の物質量(mol)は
3.86 × 104/9.65 × 104 = 0.4(mol)
NaOH → Na+ + OH-
<陰極->
( Na+ + e- → × )
4H2O + 4e- → 4OH- + 2H2↑ ・・・①
<陽極+>
4OH- → 2H2O+ O2↑+ 4e- ・・・②
ここで、陰極と陽極の反応式を1つにまとめると(つまり①+②)
2H2O → 2H2↑ + O2↑
となります。
また、この時流れた電子は4molですね。
電子4molで水2mol分解しています。
4e-⇔ 2H2O
0.4mol 0.2mol
よって、分解するH2O(=18g/mol)は、
18g/mol × 0.2mol = 3.6(g)
次は、センター試験用速攻。
流れた電子の物質量(mol)は
3.86 × 104/9.65 × 104 = 0.4(mol)
また、NaOH 水溶液の電気分解は、水H2Oの電気分解と考えて良い。
2H2O → 2H2↑ + O2↑
ここで、2H2 が出来る時、
4H+ + 4e- → 2H2
と考えて良いので
4e-⇔ 2H2O
0.4mol 0.2mol
よって、分解するH2O(=18g/mol)は、
18g/mol × 0.2mol = 3.6(g)