2016センター化学基礎 第2問-問4
2016年1月18日 11時17分
[12] ②
表より、滴下量が9.8~10.2mL付近で、
pHが7.6~3.2と大きく変化していて、この付近のpHの範囲がが変色域と考えられます。
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[12] ②
表より、滴下量が9.8~10.2mL付近で、
pHが7.6~3.2と大きく変化していて、この付近のpHの範囲がが変色域と考えられます。
a
[13] ⑦
強酸と弱塩基の中和で生じる塩を探すと、エ NH4Cl 、カ (NH4)2SO4
b
[14] ①
弱酸と強塩基の中和で生じる塩を探すと、ア CH3COONa 、ウ Na2CO3
[15] ④
この反応の反応式は、
AgNO3 + NaCl → NaNO3 + AgCl
で、酸化還元されている元素はありません。
(俗説ですが、沈殿反応の多くは、酸化還元反応ではない)
[16] ⑥
イオン化傾向の大きな金属が、電子e- を放出して、陽イオンとなって溶け出します。
電子を放出するのだから、酸化されています。
また、電子e- を放出する極が負極です。(-を出す側が-極)
問1
水晶は、二酸化ケイ素SiO2の結晶で化合物です。
答[1]⑥
問2
フッ素は、17族元素で価電子は7個です。
答[2]⑤
三態変化について、教科書そのままです。
答[3]③
問1
電子式であらわされている物質は、原子間が三重結合です。
選択肢の①と⑤は単結合、④は二重結合、
③はやや特殊ですが二重結合と三重結合の中間です。(教わりません)
②が三重結合です。
また、非共有電子対が各原子に1対ずつありますね。
答[4]②
問2
CO2は3原子分子の直線型で、結合の極性が打ち消されていて、
分子全体では無極性となっています。
H2Oは3原子分子の折れ線型で、結合の極性が打ち消されず極性分子です。
CH3Clは、まずCH4が正四面体無極性と考えます。
CH4のH1個がClに置き換わるので、分子に極性が生じてきます。
答[5]①
問6
アンモニア分子中には共有結合のみ存在します。
(NH3とH+は配位結合によりNH4+を生じますが、ここでは関係ありませんね)
炭酸カルシウム中には、イオン結合とCとOの間の共有結合が存在します。
答[6]②
問7
鉄鉱石は、鉄の酸化物からできています。
この鉄の酸化物中の酸素OをコークスCと結合させて除きます。
つまり、鉄鉱石をコークスで還元する訳です。
答[7]④
問1
最も体積が大きい物質は、物質量(mol)が最も大きい物質です。
1gの物質量は、1/分子量 ですから、
分子量の最小の物質が、物質量が最大で、体積も最大ということになります。
ここではCH4の分子量が16で最小です。
答[8]②
問2
C3H8 + 5O2 → 3CO2 + 4H2O
の反応式がすぐに書けますね。
1molの C3H8 を燃焼させたので、
5molのO2が使われ、3molのCO2 と4molのH2Oが生じました。
答[9]①
問3
4gのNaOHは、4/40 = 0.1mol
これが溶液1L中に存在しているので
(公式を使うまでもなく) 0.1mol/L ですね。
答[10]③
問4
ブレンステッドの定義では「H+を相手に与えるものが酸」です。
反応Ⅰでは、逆反応において、bのH3O+がH+を放出してH2Oになっていることが分かります。
反応Ⅱでは、正反応において、cのH2OがH+を放出してOH-になっていることが分かります。
答[11]④