2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第4問-7
2015年1月21日 17時01分
このエステルが加水分解されてCmH2m+1COOHが1mol、CnH2n+1OHが1mol生じます。
よってこの操作では、それぞれの分子量が、
CmH2m+1COOH=74、
CnH2n+1OH=74、となります。
∴ CmH2m+1=29
12m+2m+1=29
m=2
CnH2n+1=57
12n+2n+1=57
n=4
答[7]②
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NetCommons3 から Connect-CMS に移行しました
このエステルが加水分解されてCmH2m+1COOHが1mol、CnH2n+1OHが1mol生じます。
よってこの操作では、それぞれの分子量が、
CmH2m+1COOH=74、
CnH2n+1OH=74、となります。
∴ CmH2m+1=29
12m+2m+1=29
m=2
CnH2n+1=57
12n+2n+1=57
n=4
答[7]②
新課程の化学ですが、
駿台模試ばかり解いてきた人にはちょっと易しく感じたかな?
第1問
ゾルとゲルは覚えていたでしょうか?
結晶格子は超基本
気体の計算も基本でしたね
第2問
結合エネルギーの計算は右-左で出来ましたね
平衡も基本でした
溶解度積はどうだったでしょうか?思い出せたかな?
電気分解、酸化還元滴定の計算は標準
第3問
銅とアルミの問題は手間取ったのでは?
シャーレ中の鉄クギの問題あせりませんでしたか?
過去に似た問題が出たことがあります
第4問
ほぼ基本的だったと思います。
エステル加水分解の計算がちょっと珍しかった
第5問
ポリビニルアルコールの問題は落ち着いて考えないと
混乱しそうです
第6問
この分野をすべて正確に覚えるのにとても時間がかかります。
シクロデキストリンは知らなくても、
6角形環状分子をすべてグルコースにするのに
6箇所加水分解すればいいことが分かると思います。
原子番号は陽子の数を表しているので、これに中性子の数を加えないと質量数にはなりませんね。
答[1]④
V(L) → 1000V(cm3)
この溶液の質量は、1000V(cm3) × d(g/cm3) = 1000dV(g) となります。
この中の溶質の質量は、1000dV × (10/100) =100dV(g) ですね。
この溶質の物質量は、100dV/M(mol) です。
∴ この溶液のモル濃度は、(100dV/M) × (1/V) = 100d/M (mol/L)
答[2]②
1(L)の溶液で考えた方がスマートですね!
1(L) → 1000(cm3)
この溶液の質量は、1000(cm3) × d(g/cm3) = 1000d(g) です。
この中の溶質の質量は、1000d × (10/100) =100d(g) です。
この溶質の物質量は、100d/M(mol) です。
∴ この溶液のモル濃度は、100d/M (mol/L)
教科書そのままです。
各面に1/2個分があります。
また、各頂点に1/8個分があります。
よって、合計 (1/2) × 6 + (1/8) × 8 = 4個分
答[3]②
流動性のないコロイドをゲルと言います。
ジェルやゼリーも同義に解釈していいんです。ゼリーには流動性ありませんね。
答[4]⑤
ヘリウムの体積は4Lから5L、つまり5/4倍になります。
するとヘリウムの圧力は4/5倍になります。
PHe = 1 × 105 × (4/5) = 0.8 × 105Pa
アルゴンの体積は1Lから5L、つまり5/1倍になります。
するとアルゴンの圧力は1/5倍になります。
PAr = 5 × 105 × (1/5) = 1.0 × 105Pa
∴全圧 P = 0.8 × 105 + 1.0 × 105 = 1.8 × 105 Pa
答[5]③
H2O分子間には水素結合が生じますが、
他の16族の水素化物の分子間には水素結合は生じません。
このため、H2Oの沸点は高くなります。
答[6]①
(1/2)H2 + (1/2)H2 = HCl + 92.5kJ ですね。
反応熱=生成物の結合エネルギーの和-生成物の結合エネルギーの和
を使いましょう。(通称 右-左の式)
92.5 = X - {436 × (1/2) + 243 × (1/2)}
X = 432kJ
答[1]③
圧力を上げると、平衡は圧力を下げる方向へ移動しますね。
この反応では、右つまりNH3が増加する方向へ移動します。
答[2]①