さかな日記

キントキダイ

 土曜日に初めて出会った鮮魚です!
ちょっと見たことがあるような・・・


これがキントキダイという魚です。
キンメダイに似てるでしょう?
でも、キンメダイは・・・


これがキンメダイです。スーパーでも見かけたことがあるでしょう?
キントキダイとは、まず色が、そして目の大きさ、体型が違いますね。

 さて、ではキントキダイをさばきましょう。
まずwebでさばき方を調べて、おいしそうなレシピもざっと調べておきます。
「刺身おいしい」とあったので刺身にすることにします。(もちろん、魚を買う時に刺身にできるか聞いておくんですが)


ひれとうろこを取って、内臓を除いて、水気をふき取ってからカマを落としたところです。
常用している出刃包丁が今手元にないのでかなり苦労しました。
この魚はうろこを取らずにさばく、とあったのですが自分は取りました。
カマは、2つに割ってお吸い物にするのがいいんですが、面倒な時は・・・


こんな感じで、割った後に魚焼き器で塩焼きにします。食べれるところは少ないですが、その魚の特徴は分かります。
で、身の方はキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れておきます。お腹にもキッチンペーパーをつめて血や水分を吸い取らせます。


さて、カミさんにも食べてもらおうと、夕食時に調理再開。
まず三枚おろしにしたところです。この後、腹骨を取って皮を引きます。


皮を引いた(はいだ)ところです。
これも普通の包丁でやったので大変でした!
皮を引いた身にきれいな血合いの模様が出るのがわかるでしょう?
次は、血合骨を取ります。


血合骨は、いつもは骨抜き(毛抜き風の器具)で抜くんですが、急ぐ時はこんな感じで血合骨の周りの身ごと切り落とします。写真右上の細長い身が切り落とした部分です。どんどん、身が少なくなっていきますね・・・。骨抜き使った方がいいです。
先ほどの、中骨、腹骨、皮、血合骨の身、は全部魚焼き器で焼いていただきます。
さあ、いよいよ刺身に切り分けます!


できました! 男料理なんで外観はこれで許して下さい・・・ 身はこれだけなんですが、2人で楽しむには不足のない量なんです。
いつもは、刺身の下に大葉(青しその葉)を敷きつめておきます。そして、ラップをかけて10分以上冷蔵庫で冷やしてから食卓に出すといいですよ。その方が食感もいいし、生臭みもほとんどなくなるんです。
 さて、このキントキダイの刺身のお味は?
「マル」でした! カミさんにも合格点もらいましたよ! スーパーで買った他の刺身と一緒にいただきましたが、キントキダイの勝ちでした!