模擬試験

高2全統マーク2月 [2]-問5


問5 a
 ①、②、④は酸化還元の基本定義に照らし合わせるだけです。
 ③は、Clの酸化数を追っていくのが早いでしょう。
 0 → -1 で減少、つまり還元されていますから、Clは酸化剤としてはたらいています。
 また、ハロゲン元素の単体は、通常、酸化剤としてはたらく事を覚えておきましょう。
答③
補足
 ヨウ素の単体Iにも弱いながらも酸化作用があり、
 うがい薬等の医薬品としておなじみです。(イソジン)
 しかし、ヨウ化カリウム KI は還元剤として勉強しますね?
 ヨウ化物イオン I はハロゲンの中では電子を失いやすい傾向にあります。
 問題として良く出てくるのは、この Iが還元作用をする反応の方なんです。

問5 b
 Na = 0.23/23 = 0.01mol
 また、
 2Na + 2HO → 2NaOH + H
 ですね。(この反応式良く出ます)
 よって、発生するHは、
 0.01 × (1/2) = 0.005mol
 これを気体の体積で表すと、
 22400 × 0.005 = 112mL
答②
補足
 反応式中の Na、Hの係数を見て × (1/2) と処理して下さい。
 Na : H= 2 : 1 と持っていく計算より絶対に早いです。
 また計算は、1つの式を作って処理した方がいいんです! つまり、
 0.01 × (1/2) × 22400 = 112
 とやるんです。
 これですごく早く、間違えずに出来るようになります!!