高2全統マーク2月 [2]-問5
2015年2月15日 19時48分
問5 a
①、②、④は酸化還元の基本定義に照らし合わせるだけです。
③は、Cl2の酸化数を追っていくのが早いでしょう。
0 → -1 で減少、つまり還元されていますから、Cl2は酸化剤としてはたらいています。
また、ハロゲン元素の単体は、通常、酸化剤としてはたらく事を覚えておきましょう。
答③
補足
ヨウ素の単体I2にも弱いながらも酸化作用があり、
うがい薬等の医薬品としておなじみです。(イソジン)
しかし、ヨウ化カリウム KI は還元剤として勉強しますね?
ヨウ化物イオン I- はハロゲンの中では電子を失いやすい傾向にあります。
問題として良く出てくるのは、この I- が還元作用をする反応の方なんです。
問5 b
Na = 0.23/23 = 0.01mol
また、
2Na + 2H2O → 2NaOH + H2
ですね。(この反応式良く出ます)
よって、発生するH2は、
0.01 × (1/2) = 0.005mol
これを気体の体積で表すと、
22400 × 0.005 = 112mL
答②
補足
反応式中の Na、H2 の係数を見て × (1/2) と処理して下さい。
Na : H2 = 2 : 1 と持っていく計算より絶対に早いです。
また計算は、1つの式を作って処理した方がいいんです! つまり、
0.01 × (1/2) × 22400 = 112
とやるんです。
これですごく早く、間違えずに出来るようになります!!