日ごろのこと

韓国客船沈没事故のこと

2014年5月5日 19時59分

 近代国家で、天災でもないこんな事故が起こるとは、誰も想像もしなかったのではないでしょうか?
修学旅行生数百名の生徒大部分が犠牲になってしまったのも、痛ましい限りです。
他人事とは思えません。
1日も早くご不明の乗客全員が発見されるよう、祈るしかありません。

 自分も、今までは、インフラも整備され、乗り物も安全性も含めて高機能になり、安全面に対する意識や対策も高度に進化してきたから安全と思い込んでいたことに気づきました。
それに、今まで無意識に何度も乗り物に乗ってきて、不安になったことがあったでしょうか?
「これまでずっと安全だったから、今後も大丈夫」という感覚でした。
今回の事故は、船体の改造、日常化していた過積載、積み荷の不完全な固定、等が徐々に明らかになってきたようですが、会社の関係者は危険なまま運航していた事を知っていたはずです。
会社側も「今までずっと何もなかったんだから大丈夫だろう」と違反を続けてきたんじゃないでしょうか?
「船が不安定に揺れる」という報告を会社側が受けた時に手を打っていてれば間に合ったかもしれません。
また、急旋回しなければ、転覆せずに運行出来ていた?
結局、事故が起こらなければ改善されなかったのかもしれません。
韓国だけじゃありません。
高速道路トンネル崩落事故、高速バス事故(最近2件連続)、鉄道車両脱線や火災事故など、最近の日本で起こった事件です。
安全運行するためには、直接関わっている人たちの安全第一の意識と五感が絶対に必要だと思います。
交通機関に関係する方々、道路等の交通インフラを整備する方々、どうか安全第一の意識で乗客を守って下さるよう、強くお願い致します。