日ごろのこと

昔あった山でのこと

2012年5月8日 06時10分
山、自然のこと

たしか、平成元年の夏だったと思います。
8月初旬、槍ヶ岳下の槍沢で。
午前9時くらいに、雷雲らしき雲が発生して雷がとても心配だった。
雨は降っていなかったと思う。
雨天じゃない時の午前中に雷なんて、普通ないんです。
結局大丈夫だったんですが、
あの時も確か、季節外れの寒気が入ってきたんだと記憶しています。
上下の気団が入れ替わって雷雲が発生する条件は、気団の温度差が大きいことです。
だから、平地の気温が低い時は、前線でも来なければ、雷雲は発生しにくいんだと思います。
よって、暖かくなってくる時期が、今回のような災害は一番起こりやすいのではないか、と思います。
それから、日射で暖められた地表付近の空気が上昇する真夏にも雷雲が発生しますね。
ということは、真夏はどうなんでしょうか?
午後とかに雷雲が出来やすい訳ですから、竜巻が起こる条件であるような気がします。