化学

2013センター化学解説 第2問

2013センター化学本試.pdf

「8」いつも通り。
 右-左ですぐ答出る。
「9」これが今回の関門だと思う。
  初めてのタイプ。 難問と判定されるのでは?
 結論は、エネルギー図を描いてみて下さい。
 1番上に C24 + H2O(液) + 3O2
 その下に C25OH(液) + 3O2
 その下に 2CO2 + 3H2O(液)
 と描いてみると、
 C24の燃焼熱と、C25OH(液)の燃焼熱の差が
 答になることがわかります。
 これに気づけばあっけないんですが。
 熱化学方程式を全部書いていると時間かかりそうです。
「10」いつも通り。
 ただ、SnCl2は通常還元剤なので、これに引っかかりそう。
 しかもSnCl2はそれほど出題されない。
 でも、反応式を落ち着いて見れば簡単。
「11」いつも通り。
 ⑤は当たり前過ぎて疑うかも。
「12」いつも通り。
 水酸化カルシウムは0.001モルで、OHは0.002モルと進めば、
 中和熱0.002モル分、とわかる。
 小数点以下けたの多い小さい値の計算は慎重に。
「13」いつもとやや違うパターン。
 これが次の関門? でも新しい問題ではない。
 1.ある程度放電した、はまったく関係なし
 2.充電する時は、外部電池の負極は鉛蓄電池の負極につなぐ
 3.充電時、鉛蓄電池の負極は、
  PbSO4 → Pb となるので、電子2モルで96g減
 4.同時に、電子2モルで、
  電解液中の SO42- は、2モルつまり192g増加する。
  (負極から1モル、正極から1モル、計2モル増加)
 これで答えが出ます。
 1.2.4.に気づくかどうかですね。
 もう一つ、
 (+192mg ,-96mg)の座標を見つけるのに
 慣れていなくて、ちょっと戸惑うかも。
「14」いつも通り。
 H2O + e → OH+ 1/2 H2 が書ければ大丈夫。
 図が大ヒントなので書けますね。
 NaOH = OH = 1/20 モル。つまり e も 1/20 モル。
 あとは、I × 3600 × 1/96500 = 1/20
 ∴ I ≒ 1.34(A)