化学授業ふり返り

中和反応(酸塩基)

2013年5月11日 16時44分
化学1

①「中和」というのは、酸と塩基が反応して酸性でも塩基性でもない「真ん中の性質」になるといった感じ。

②その時の量関係は
  1H+ 1OH → 1H2O です。
 Hと OHは同じmolで「ちょうど中和」するということですね。

③反応式を作る時は、
  HCl + NaOH → ・・・
  H2SO4 + KOH → ・・・
  2HCl + Ca(OH) → ・・・
 というようにHと OHが同じmolで反応するように書きます。

  
④アンモニアNH3を中和する時の反応は、
  NH3 + HCl → NH4Cl
  2NH3 + H2SO4 → (NH4)2SO4
 というように1NH3が1Hと反応するように書きます。 
 この反応でNH3はHを受け取っていることを確認してください。
 Hを受け取る物質も塩基ということですね。(ブレンステッドローリーの定義) 
 また、NH3は1価の塩基だということも分かりますね。