2016センター化学 第2問-問5
2016年1月17日 23時38分
[5] ④
まず、温度が高い時の方が、平衡時の生成物が多くなっているので、
この反応は、吸熱反応つまりQは負の値になります。
また、Xの減少量は、YまたはZの増加量の2倍となっているので、
a : b = 2 : 1
2X = Y + Z - Q(kJ) という形ですね。
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[5] ④
まず、温度が高い時の方が、平衡時の生成物が多くなっているので、
この反応は、吸熱反応つまりQは負の値になります。
また、Xの減少量は、YまたはZの増加量の2倍となっているので、
a : b = 2 : 1
2X = Y + Z - Q(kJ) という形ですね。
[6] ②
どちらの酸化剤も等しい物質量の電子e- を物質Aから受け取ったと考えると
(0.02x/1000) × 5 = (0.01y/1000) × 6 が成り立ちますね。
∴ 5x = 3y
∴ x/y = 3/5 = 0.6
このやり方だと、すっきりして分かりやすくなりますね。
[1] ⑤
酸化亜鉛に塩酸を加えても、水素は発生しません。
ZnO + 2HCl → ZnCl2 + H2O
亜鉛に塩酸を加えれば、水素が発生します。
Zn + 2HCl → ZnCl2 + H2↑
[2] ⑤
亜鉛は、鉄よりイオン化傾向が大きいですね。
a
[3] ②
NaCl からNaを得るには、融解塩電解しかありません。
[4] ③
NaClからNaHCO3にいたるこの過程はソルベー法ですね。
生じたNaHCO3を加熱すると、Na2CO3が得られます。
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O
b
[5] ②
2NaHCO3 → Na2CO3
2 × 84g 106g
10kg xkg
∴ 2 × 84g : 106g = 10kg : xkg
∴ x ≒ 6.3kg
完全な反応式ではなく、必要な部分の量関係だけ書けばOKです。
[6] ③
ケCaの硫酸塩CaSO4は水に難溶ですが、ウMgの硫酸塩MgSO4は水に良く溶けます。
[7] ③
亜鉛イオンを含む溶液からZnの硫化物を沈殿させるためには、
溶液が中性~塩基性でないとだめです。酸性だと、Znの硫化物は沈殿しません。
[8] ⑤
FeK(SO4)2・12H2O → 2BaSO4
また、生じたBaSO4は、4.66/233 = 0.02モルです。
これと反応したFeK(SO4)2・12H2Oは、0.01モルで5.03g
よって、FeK(SO4)2・12H2Oの純度は、5.03×100/5.4 ≒ 93.2%
となります。
[1] ⑤
フネ型、イス型の2種類の構造となり得ますが、
どちらも、6つの炭素原子は平面上に配置しません。
[2] ②
フェノールに濃硝酸と濃硫酸の混合物を作用させると、ニトロ化が起こり、
ベンゼン環のCにニトロ基 -NO2が結合するので、C-N結合が出来ます。