センター試験<化学>

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第1問-1、2

2015年1月25日 12時44分



 a.
 ホウ素は13族元素で価電子は3個です。
答[1]①

 b.
 各物質1g中のCの物質量で比較しましょう。
 ① CO (1/28) × 1 = 1/28
 ② CH (1/78) × 6 = 1/13
 ③ CH (1/30) × 2 = 1/15
 ④ CHO (1/46) × 2 = 1/23
 ⑤ CO (1/44) × 1 = 1/44
 ⑥ CHCl (1/85) × 1 = 1/85
答[2]⑥ 

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第1問-3、4

2015年1月25日 12時43分





 問2
 原子番号は陽子の数を表しているので、これに中性子の数を加えないと質量数にはなりません。
答[3]④

 問3
 取り出しすぎた試薬は、元の容器に戻してはいけません。
答[4]③

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第1問-5

2015年1月25日 12時43分



 V(L)ではなく、1(L)の溶液で考えて良いのです!
 1(L) → 1000(cm
 この溶液の質量は、1000(cm) × d(g/cm) = 1000d(g) です。
 この中の溶質の質量は、1000d × (10/100) =100d(g) です。
 この溶質の物質量は、100d/M(mol) です。
 ∴  この溶液のモル濃度は、100d/M (mol/L)
答[5]②

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第1問-6

2015年1月25日 12時42分



 酸素からオゾンが生じる時の化学反応式は、
  3O → 2O
 この反応式から、
 3molのO から2molのOが生じ、1mol分の気体が減少する、と考えましょう!!
 よって、
 反応O : 生成O : 気体減少分 = 3 : 2 : 1 です。
 
 これらの比は「物質量の比」、また「体積の比」でもあります。
 さて、ここで、気体の減少分は
  150 - 144 = 6mL です。
 減少分の3倍のO が反応したので、反応したO は、
  6mL×3=18mL  です。
 よって、反応したO の割合は、
  (18/150) × 100 = 12%
答[6]⑤

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第1問-7

2015年1月25日 12時41分




 ⑤では、墨汁が拡散して全体が黒くなった訳ですね。
 拡散は化学反応ではありません。
答[7]⑤

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第2問-1

2015年1月25日 12時41分



 やり方は色々と考えられます。
 上の2式を加算すると、
  CH + HO(気) = CHOH(液) + H + (Q+Q)kJ
 この式に、反応熱=生成物の生成熱の和-反応物の反応熱の和を用いましょう。
  Q+Q= 239-(75+242)
  ∴ Q+Q= -78kJ
答[1]②  

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第2問-2

2015年1月25日 12時40分



 a.
 上の反応でHO(気)が生じた時 QkJの熱が発生し、
 その後、HO(気)がHO(液)になる時 蒸発熱を生じますから、
 QはQより蒸発熱分だけ大きいと考えられます。
 よって、アの答は、Q<Q

 
b.
 トランス-2-ブテン、シス-2-ブテンが燃焼する時、
 どちらもCO、HOが同じ物質量ずつ生成し、
 この生成物は安定で化学エネルギーは小さいと考えられます。
 (トランス-2-ブテン、シス-2-ブテンのどちらよりも小さい)
 また、トランス-2-ブテンよりシス-2-ブテンの方が不安定なので、
 シス-2-ブテンの方がトランス型より化学エネルギーは大きいと考えられます。
 (エネルギー図でシス-2-ブテンの方が上位に来る)
 以上より、これら2物質が燃焼すると、
 シス-2-ブテンの方が、トランス型より多くの燃焼熱を発生することになります。
 よって、イの答は、Q<Q

答[2]①

 エネルギー図を書いてみて下さい!
 すごく分かりやすいですよ!

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第2問-3、4

2015年1月25日 12時38分





 a.
 強塩基を弱酸で滴定します。
 ⑤は、弱酸を強塩基で滴定する時の曲線です。間違えないように。
答[3]⑥

 b.
 図からビュレットの読みは、24.80mLです。
 よって、NaOH溶液の滴下量は、24.8 - 8.8 = 16mLですね。
 また、(COOH)・2HOは、6.3/126=0.05mol
 つまり、(COOH)も0.05mol
 これを水に溶かして1Lにするので、
 シュウ酸のモル濃度は0.05mol/L となります。
 以上を中和滴定の公式に代入すると
  2 × 0.05 × (16/1000) = 1 × c’ × (20/1000)
  c’ = 0.08mol/L
答[4]⑤

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第2問-5、6

2015年1月25日 12時37分



 a.
  Cuは、0.32/64 = 0.005mol 析出しています
 また、Cu2+ + 2e → Cu ですから、
 流れた電子は、0.005 × 2 = 0.01mol です。
 この電子は、電気量では、96500 × 0.01 = 965(C)になります。
 Q = It より、 I = Q/t = 965/1930 = 0.5(A)
答[5]②

 b.
 電解層Ⅰの陽極では、Cu電極がイオン化して溶解し、
 電解層Ⅱの陽極では、HOが酸化されて酸素が発生します。
答[6]⑥

2015センター化学Ⅰ(旧過程) 第2問-7

2015年1月25日 12時36分



 酸化還元反応ですから、
 還元剤である過酸化水素が与える e(mol)と、
 酸化剤である過マンガン酸カリウムの得る e(mol)は等しいと考えます。
 過酸化水素の濃度を c(mol/L)とすると、
 c × (10/1000) × 2 = 0.05 × (20/1000) × 5
 ∴ c = 0.25(mol/L)
答[7]④