模擬試験

化学基礎模試

高2ベネッセ1月[2]-問1、問2、問3



 問1
 10.0 × (20/100) + 11.0 × (80/100) = 10.8
答 10.8

 問2
 672 mL のメタン(気体)は、(672/22400)= 0.03(mol)です。
 メタンCH 1(mol) は16(g)ですから、
 16 × 0.03 = 0.48(g)
答 0.48(g)

 問3
 AgNO + NaCl → AgCl + NaNO 
 この反応での水溶液中のすべてのイオンをイオン式で書き直すと
 Ag + NO + Na + Cl → AgCl + Na + NO 
 これらのイオンのうち、Na、NO- は反応していませんので
 反応したイオンのみで反応式を書き直すと、
 Ag + Cl → AgCl
 となります。(これはイオン反応式と言います)
答 Ag + Cl → AgCl
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高2ベネッセ1月[2]-問4、問5



 問4
 まず、電離度 α とは、
 「酸が 1 mol 溶けているうちの α mol が電離している」 ということですね。
 「酸の 1(mol/L)のうちの α (mol/L) が電離している」 と言い換えてもOKです。
 これより、C(mol/L)、電離度 α の酢酸中では、
 Cα (mol/L)分の酢酸が電離していることになります。
 酢酸は1価の酸ですから、水素イオン濃度も Cα (mol/L) となります。
答(ウ)

 問5
 早い解法でやってみましょう。
 水酸化カリウム溶液を(250/10)倍つまり25倍にうすめています。
 よって濃度は(10/250)倍つまり(1/25)倍になります。
 以上より、うすめた水酸化カリウム溶液のモル濃度は、
 0.025(mol/L) × (1/25) = 0.001 = 10-3 (mol/L) です。
 水酸化カリウムは1価の強塩基ですから、
 [OH] も 10-3 (mol/L)となります。
 上記表1から、[OH] = 10-3 (mol/L)の時、[H] = 10-11 (mol/L)
 よって、pH = 11 となります。
答 11

 [H] × [OH] = 10-14 を覚えておきましょう。
 表1がなくても、これで[H]が求められます。
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高2ベネッセ1月[2]-問6、7


 問6
 0.1mol/L、10mL アンモニア水(1価の弱塩基)は、
 0.1mol/L の塩酸(1価の強酸)10mL で過不足なく中和されます。
 中和点は酸性側で、指示薬は酸性側に変色域があるメチルオレンジが適当です。
答(オ)

 問7
 CHCOOH + NaOH → CHCOONa + HO
 この中和反応で生じた塩は、酢酸ナトリウムCHCOONa です。
答 CHCOONa  
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