センター試験<化学基礎>

2016年1月の記事一覧

2016センター化学基礎 第1問-問2



a
[2] ④
  NH4+ 中のHとNは、どちらも非共有電子対はありません。
  Hには、元々非共有電子対がありません。
  また、N原子は、非共有電子対を持っていますが、
  NH3にH+ が配位結合してNH4+ が出来る時、非共有電子対が使われてしまうため、
  N原子の非共有電子対は無くなります。

b
[3] ①
  H2OにはO-H結合が2か所あるので、
  共有電子対が2組あることになります。
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2016センター化学基礎 第1問-問3



[4] ③
  a ~ f 中で最もイオン化エネルギーが大きいのは、18族のd(Ne)です。
  イオン化エネルギーが極大になる元素は18族、
  18族の中では、原子番号が小さいほどイオン化エネルギーは大きくなります。
  (イオン化エネルギー最大はHeですね)
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2016センター化学基礎 第1問-問5



[6] ③
  青銅A中のスズは、2.8kg × 4.0/100 = 0.112kg
  青銅B中のスズは、1.2kg × 30/100 = 0.36kg
  ∴ これらを混合した青銅C4.0kg中のスズは、0.112 + 0.36 = 0.472kg
  ∴ 青銅C1.0kg中のスズは、(0.472/4)kg → (472/4)g
  ∴ このスズの物質量は、(472/4) × 1/119 ≒ 0.99mol
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2016センター化学基礎 第1問-問6




[7] ⑦
  反応を止めたい時に、反応物の固体と液体を分離させます。
  ふたまた試験管のくびれは、試験管を傾けて液体と固体を分離させようとした時に、
  固体だけが、くびれの所で止まるようになっています。
  発生する二酸化炭素CO2は空気より重いので、下方置換で捕集します。
  また、CO2石灰水Ca(OH)2と反応して、
  炭酸カルシウムCaCO3の白色沈殿を生じます。結果、溶液が白濁します。
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2016センター化学基礎 第2問-問2



[10] ②
  C 1.1g × 12/44 = 0.3g
  H 0.9g × 2/18 = 0.1g
  O 0.80g-(0.3+0.1)g = 0.4g
  物質量比 C : H : O = (0.3/12) : (0.1/1.0) : (0.4/16) = 1 : 4 : 1
  ∴ この物質の組成式は、CH4Oとなり、適する分子式はCH3OHのみとなります。
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