センター試験<化学基礎>

2017年7月の記事一覧

2017センター化学基礎 第2問-問3



[11]正解②
  CHOH → 2CO2 
  ですから、CHOH は、生じたCO2 の 1/2 の物質量となります。
  また、44gのCO2 は、44/44 = 1mol なので、
  CHOH は、1 × 1/2 = 0.5mol
  CHOH = 46g/mol より
  46g/mol × 0.5mol = 23g
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2017センター化学基礎 第2問-問4



[12]正解④
  ①駒込ピペット、②ビュレット、③メスシリンダー、⑤メスフラスコ

[13]正解④
  操作Ⅰでは、最終的に用いる溶液で洗浄します。共洗いですね。
  最後に水で洗浄したあとに溶液を吸い取ると、溶液が薄まってしまいますね。
  操作Ⅱですが、液体の体積を測定する時の基本です。
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2017センター化学基礎 第2問-問5



[14]正解⑤
  ポイントが3つあります。

  1つめは、指示薬の色が何色から何色に変わっていったかを見て下さい。
  これより、AとBは塩基だと分かります。
  ですから、これをHCl(強酸)で中和したことになります。
  同様に、Cは酸だと分かり、これをNaOH(強塩基)で中和したことになります。

  2つめは、指示薬の色の変わり方が、急激か徐々かに注目して下さい。
  Aでは、フェノールフタレインが徐々に変色しており、弱塩基と強酸の滴定であることが分かります。(弱塩基と強酸の中和点は酸性側)
  同様にCでは、メチルオレンジが徐々に変色しており、弱酸と強塩基の滴定であることが分かります。(弱酸と強塩基の中和点は塩基性側)
  フェノールフタレインの変色域は塩基性側、メチルオレンジの変色域は酸性側なのでこう言えるのですが、滴定曲線と変色域を重ねた図があると一目瞭然なんです。
  ということは、Aは弱塩基ですからNH、Cは弱酸ですからCHCOOHとなります。

  3つめは、中和に要した液量に着目します。
  A、Bは塩基と分かりましたが、化合物群の塩基はNH、KOH、Ca(OH)の3つです。
  BはAの2倍量の酸で中和されたので、Aは1価の塩基、Bは2価の塩基Ca(OH)と考えられます。
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2017センター化学基礎 第2問-問6



[15]正解⑥
  MnO + aHO + be → MnO + 2aOH ・・・ (1)
  M2+ → M3+ + e ・・・ (2)
  MnO + cM2+ + aHO → MnO + cM3+  + 2aOH ・・・ (3)
  (1)式のOの数に着目すると、4+a = 2+2a より、a=2
  また、(1)式の左右の電荷に着目すると、-1-b = -4 より、b=3
  さらに(3)式の電荷に着目すると、 -1+2c = 3c-4 より、c=3
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2017センター化学基礎 第2問-問7



[16]正解④
  図2から、二酸化炭素COが0.025mol発生した時に、
  塩酸中のHClがすべて反応したことが分かります。
    反応式より、この時のHClは、0.025×2 = 0.05mol。これが25mL中にあるので、
  0.05mol/0.025L = 2mol/L
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