さかな日記

2013年9月の記事一覧

予想外! この時期の真鰯

 この時期のマイワシは、もう脂なくて美味しくないんです。
ところが ・ ・ ・
マイワシの水揚げでは珍しい北海道で、今マイワシが獲れて困っている(?)そうです!
そして、スーパーで見かける北海道産のマイワシの刺身! 超、脂乗ってるんですよ!
いつもなら、もうマイワシは買わないんですが、刺身で味をしめたので、鮮魚を狙っていました。
川越ペペの山助に入ってきました! すごく太ったマイワシ!
お兄さん、「380円ッスね」と言うので、「5匹で?、10匹で?」と聞くと、なんと「1匹です」!
だって、北海道でマイワシ獲れすぎて困ってるんでしょう? マイワシはサンマの3分の1の相場だって言ってたのに・・・
まあ、いい型のヤツが来てるんでしょうね。それくらい美味しそうに丸々太っていました!
以下は、最近の記事です。

 猛暑に見舞われたこの夏、北海道沿岸の漁業に異変が起きている。

 釧路ではサンマ漁船に大量のイワシがかかり、網走沖ではマスの定置網にブリが交じる。
解禁間もない秋サケ漁の網にはクロマグロの姿も。
海水温が高いことが背景にあるとみられ、各地の漁師らは困惑している。

 ◆「サンマはどこへ」

 全国有数のサンマの水揚げ量を誇る釧路市の釧路港。
サンマ漁の主力の棒受け網漁が8月に解禁されたが、流し網漁を含む同月の水揚げは27日現在、平年を大幅に下回る22トンにとどまる。

 一方、8月中旬以降はマイワシが大量に水揚げされ、多い日には1日に30トンを超えた。
漁協関係者は「こんなことは今までなかった」と嘆く。
相場はサンマの約3分の1といい、28日早朝に釧路港に水揚げした岩手県大船渡市の50歳代の男性船長は「取れるのはマイワシばかり。サンマがいなければ、燃料代をかけて北海道まで来た意味がない」とこぼした。

 漁業情報サービスセンターによると、道東周辺の海水温は平年より2度ほど高い21~22度で、マイワシは暖かい黒潮に乗って北上したとみられる。

 一方、サンマが来ない理由ははっきりせず、東北区水産研究所は「原因は特定できないが、海水温の高さが影響しているのかもしれない」と推測する。

マゴチ

 夏に美味しいと言われているマゴチ(メゴチは小さくて別の魚です)が気になっていました。
扁平型で捌きにくそうですが挑戦してみることにしました。
値段はやや高めです。




九州の川でよく見かけたドンコの顔を思い出しました。

さて、ていねいに洗って、ヒレと内臓を取ります。
キッチンばさみだと簡単です。


歯ブラシと流水で、血は出来るだけきれいに落とします。(ここポイントです)
白子と胃袋が傷んでいなかったので、頭と一緒に焼いていただくことにしました。


捌いた身は、水分をよく拭き取ったあと、このようにキッチンペーパーでくるんでから冷蔵します。
お腹にもキッチンペーパーを充分詰めておきます。
これで1週間くらいは持つんですよ! それも刺身に出来る鮮度で。
臭みも出ません!身も綺麗なままなんです。
さて、このマゴチ、いつ、どうやって料理しようかな~