海のおさかな
入間、所沢近辺の鮮魚店で最も面白いのは、角上魚類所沢店でしょう。
お盆の最中、どうなっているか覗いてみました。
鮮魚はやはり少なかったですが、ありましたよ。
真アジ、真ダイ(養殖、天然)、真サバ、ゴマサバ、マトウダイ、クロムツ、タチウオ・・・
マグロ、サケ、ブリも切り身であったと思います。カレイ、タコ、貝類も。
タイをポアレ風で食べたい、なんて意見もあったんですが、安い真アジとゴマサバを買うことにしました。
真アジは大型よりも中型までの方が美味しいんですよ。
また、たまにいる青アジ(丸アジ)は真アジそっくりですが、これは干物にした方が美味しいんです。
真アジ3匹は刺身に切ったあと、マリネにするつもりで。
ゴマサバは小型だったので、お兄さんに脂乗りを聞いてみました。「ん~、まあまあですかね~」という返事。
小型でしたから、脂まあまあならと2匹。塩焼きにしましょう。
家に帰ってさばいてみましたが、ゴマサバは脂そこそこ、身質はあまり良くなかったです。お盆前の解凍品かな。真アジは脂まあまあ、身質良しでした。
さて、マリネ液はどう作ったらいいでしょうか?
調べてみると、オリーブ油を加えた洋風のものが紹介されていましたが、和風なら三杯酢でOKとのこと。
三杯酢の基本は、酢、しょうゆ、みりんを一杯ずつということらしいですね。
ちょっと考えて、酢2、減塩しょうゆ1、みりん1にしてみました。
土佐酢のようにだし汁を入れた方がいいかな?ともおもいましたが、真アジからうま味が出るでしょうから、だし汁は不要かなという判断。
ただ、材料が多いと味が付かないので三杯酢も多くしないとダメですね。そこのところの勘はもう少し経験が必要だと思いました。
とにかく、玉ねぎスライスもたっぷり入れた真アジのマリネが何とか出来ました!
カミさんからも「美味しい!」と言ってもらったので合格ですね!
海のおさかな
年末、年始と同じですね!
漁師さんたちもお盆休みですから、店頭に鮮魚はほとんどありませんでした。
この日は、マメアジ、イシモチ、トビウオくらいしか並んでいませんでした。あとは解凍サンマ、カレイの切り身くらい。
この暑い時期に「これいいね!」と思える食べ方を思いついたんです。
思いついたというか、タマネギやミョウガの酢漬けがヒント。これにカツオやアジのお刺身を入れてみたんですが、goodでした!
お盆過ぎたら、青魚のマリネ、作ってレポしますね!
海のおさかな
いわゆる通常の煮つけの場合です。(骨ごと食べれる煮込みはまた別です)
魚を煮つける時の煮汁はどうやって作るのか? 調べてみると色々あるんです。
最初、それらを真似して作ってみましたが、味は濃すぎるし、また甘くなっちゃうわで、魚の味がかくれてしまうと思うんです。
ネットで調べてみて何回も色んな配合で試してみました。
漁師さんはしょうゆだけで味付けてるらしい、という情報も聞きました。
そして、これなら自分の好みかな? という割合をとりあえず見つけました。
うす口しょうゆ 1
酒 2
水 4
という感じです。
うす口しょうゆは塩分は多いのですが、余計な味付けがないんです。でも塩分濃いので、薄めないと塩からくなってしまいます。
水なしで酒(6)にしてもいいのですが、ちょっともったいないんです。
きれいなフライパンに煮汁を入れます。いつも煮汁の合計は350mLでうまくいってます。(つまり、うす口しょうゆは50mL)
煮汁はまず沸騰させて、その後中火にして、魚を入れたら煮汁をさじでさ~っとかけ回します。
そのあと、アルミ箔の落としぶたをして、弱火で10分煮たら、もう出来上がりです!
さて、このアルミ箔の落しぶたがミソなんです!
この落としぶたのおかげで、煮汁から吹き上がってくる汁が魚の上面の方まで上がってきて、全体に味が付いていくんです。(ちょっとビックリでした!)
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海のおさかな
メバルは春が旬ですが、旬を過ぎてもそれほど味が落ちないようです。
そして何と言っても煮付けが合う魚だと思います。
刺身、塩焼きもやってみましたが、煮つけが一番!だと思いました。
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このような小型のメバルが安くなっていたら、迷わず買って煮つけにして下さい!
家族も喜んで食べてくれました!!
海のおさかな
メジナ(グレ)は真っ黒で鯛のような体型の魚です。
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以前、刺身にした時、磯臭くて「こりゃダメだ」と嫌いな魚になってしまいました。
磯臭い原因は、餌にあるらしく、その餌を主食にしている魚は磯臭いようです。
さて、ある夏に、親しくなった魚屋さんが、
「これ何ていう魚か知ってる?俺忘れちゃったんだよ!」って自分に聞くんですよ。
自分にも分かりませんでした。下の写真の魚です。
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この魚は、ニザダイ、またはサンノジ、なんて呼ばれています。(しばらくしてわかりました)
とにかく話のついでに、刺身にもなると言うので、さばき方を聞いて買ってきました。
カワハギみたいに厚い皮に覆われていて、皮を剥ぐのに一苦労。
ところが、もうその時からすごく磯臭いにおいがしていました。
とても刺身はダメと思い、塩焼きに変更。
しかし、強烈な磯臭さは取れず、残念ながら捨ててしまいました。(サンノジくん、ゴメンなさい!)
この魚、こんな感じで嫌われている釣りの外道なんだそうです。
で、磯臭さの原因は、餌にあって、メジナもニザダイも同じような場所で釣られると聞いていたので、
どちらも悪い印象(磯臭い!)になってしまっていました。
で、今年の冬、魚屋さんがメジナをすすめるんです。
大型で新鮮で、980円! (だって美味しくないからねぇ)
「磯臭いでしょ? 好きじゃないんです」と言うと、
「全然磯臭くないよ!」
「前磯臭かったんだけど、なぜ?」
「冬は餌が違うんだよ」
なるほど! じゃあ、試してみましょう!
家に帰ってさばきましたが、とても新鮮で、臭くない!
きれいに下処理をして、刺身にして盛り付けて(ごめんなさい!写真がない)、冷蔵庫に。
よし、準備ばっちり! カミさんからOK出れば合格だからね!
さて、夜食の時間です。 メジナのお刺身・・・
ホントだ! 磯臭くないし、歯ごたえも良くて美味しい!
カミさんも喜んで食べてくれました!
うしお汁(メジナのアラのお吸い物)も美味しかったので、
メジナは時期やものによっては、とっても美味しいことが分かりました!
この時期のマイワシは、もう脂なくて美味しくないんです。
ところが ・ ・ ・
マイワシの水揚げでは珍しい北海道で、今マイワシが獲れて困っている(?)そうです!
そして、スーパーで見かける北海道産のマイワシの刺身! 超、脂乗ってるんですよ!
いつもなら、もうマイワシは買わないんですが、刺身で味をしめたので、鮮魚を狙っていました。
川越ペペの山助に入ってきました! すごく太ったマイワシ!
お兄さん、「380円ッスね」と言うので、「5匹で?、10匹で?」と聞くと、なんと「1匹です」!
だって、北海道でマイワシ獲れすぎて困ってるんでしょう? マイワシはサンマの3分の1の相場だって言ってたのに・・・
まあ、いい型のヤツが来てるんでしょうね。それくらい美味しそうに丸々太っていました!
以下は、最近の記事です。
猛暑に見舞われたこの夏、北海道沿岸の漁業に異変が起きている。
釧路ではサンマ漁船に大量のイワシがかかり、網走沖ではマスの定置網にブリが交じる。
解禁間もない秋サケ漁の網にはクロマグロの姿も。
海水温が高いことが背景にあるとみられ、各地の漁師らは困惑している。
◆「サンマはどこへ」
全国有数のサンマの水揚げ量を誇る釧路市の釧路港。
サンマ漁の主力の棒受け網漁が8月に解禁されたが、流し網漁を含む同月の水揚げは27日現在、平年を大幅に下回る22トンにとどまる。
一方、8月中旬以降はマイワシが大量に水揚げされ、多い日には1日に30トンを超えた。
漁協関係者は「こんなことは今までなかった」と嘆く。
相場はサンマの約3分の1といい、28日早朝に釧路港に水揚げした岩手県大船渡市の50歳代の男性船長は「取れるのはマイワシばかり。サンマがいなければ、燃料代をかけて北海道まで来た意味がない」とこぼした。
漁業情報サービスセンターによると、道東周辺の海水温は平年より2度ほど高い21~22度で、マイワシは暖かい黒潮に乗って北上したとみられる。
一方、サンマが来ない理由ははっきりせず、東北区水産研究所は「原因は特定できないが、海水温の高さが影響しているのかもしれない」と推測する。
海のおさかな
魚以外の海産物
生のアオノリが美味しそうだったので買ってみました。
生ワカメと同じように食べるんだろうと思って、
水洗いしたあと、水を切って、ポン酢かけて、
いただきま~す!
えっ ・ ・ ・ 美味しくない ・ ・ ・
ちっとも美味しくない!!
硬いし、磯臭い!
そうか、アオサと同じように、味噌汁に入れるときっと美味しいんだと思います。
この海藻は、加熱して食べた方がいいみたいです。
海のおさかな
オアカアジは、名前のとおり尾が赤いムロアジ属の魚です。
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うまく撮れませんでした・・・
尾だけでなく胸びれなども赤みを帯びているでしょう?
この魚、この近辺では、静岡あたりからの入荷を扱うペペ山助に時々入ってきます。
痛みが早く血合いも多いんですが、安くて美味しい青魚です。
でも、刺身じゃないとダメなんじゃないかな?
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きれいなピンク色の身、多めの血合いですが、脂は皮の真下だけにあります。
表面がちょっと汚く見えるのは、この脂分のせいです。
身に脂分は無いので、焼いたり煮たりしても美味しくないんです。
この刺身も、見た目は良くないですが、いつも通り美味しかったですよ!