センター試験<化学基礎>

センター化学基礎本試験 解説

2017センター追試 化学基礎 第1問-問5



[6]正解③
  38.96 × (100- x)/100 + 40.96 × x/100 = 39.1
  38.96 × (100- x) + 40.96x = 3910
  3896 - 38.96x + 40.96x = 3910
  2x = 14
  よって、
  x = 7(%)となります。

  39 × (100- x)/100 + 41 × x/100 = 39
  と、およその値で計算すると、
  x = 5(%)となって、ダメです! 

  与えられた値で真面目にやりましょう!

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2017センター追試 化学基礎 第1問-問6



[7]正解⑥


  銅Cuは遷移元素ですが、鮮やかな青緑色の炎色反応を示します。
  この他、基本的に、アルカリ金属、アルカリ土類金属が炎色反応を示しますが、
  Li、Na、K、Cu、Ca、Sr、Ba だけで大丈夫ですから、色をしっかり覚えましょう。

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2017センター追試 化学基礎 第1問-問7



[8]正解①
  ビタミンC(アスコルビン酸)には還元作用があり、酸化防止剤として食品に添加されています。

  (また、ビタミンCは無色です)
  
  ②ステンレス鋼は、鉄に、ニッケル、クロム等の金属を加えて作る合金で、

   名称の通り錆びにくい特徴があります。
  ③ プラスチック等の高分子化合物は、分子量の小さな分子を重合させて作ります。
  ④炭酸水素ナトリウムNaHCO3を加熱すると、容易に分解して、CO2の気体を発生します。

   この性質が、ホットケーキ(パンケーキ)等の調理に利用されています。
  ⑤塩化カルシウムには、強い吸湿作用があり、除湿剤、乾燥材として用いられています。
  ⑥アンモニアNH3は、硫酸アンモニウム等の窒素肥料の原料に用いられています。

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2017センター追試 化学基礎 第2問-問2



[10]正解③


  分子量Mの分子1(g)は、
  1/M (mol)で、これがN(個)ですから、
  1 (mol)は、NM(個)となります。
  また、分子量18の分子100(g)は、
  100/18 (mol)ですから、分子の数は、
  100/18 × NM = 100NM/18 (個)となります。  

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2017センター追試 化学基礎 第2問-問1



[9]正解④


  各物質中の酸素の質量比を、それぞれ分数で表してみます。
   ① 2O/SiO2 = 32/60
   ② O/H2O = 16/18
   ③ 2O/CO2 = 32/44
   ④ O/N2O = 16/44


  これらの比較ですが、分子をすべて 32 に揃えると簡単です。
   ① 32/60
   ② 32/36
   ③ 32/44
   ④ 32/88


  ですから、この中の分母が最も大きい④が、最も割合が小さくなります。
  物質1(g)とありますが、これは答を選ぶのに必要ないですね。

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