日ごろのこと

カテゴリ:化学を学ぼう!

化学2次試験の問題と有効数字 

今年は、センター試験が終わったあとも化学の2次試験を受ける生徒がいて、
久々に2次試験の問題をガンガンやっています。
もちろん、自分も丁寧に問題を解いた上で、皆と一緒に勉強しています。
工学院、学習院、芝浦工大、明治、理科大、の2007年から2012年の問題をやってみました。
センターより易しいもの、標準的だけど問題数がかなり多いもの、すべて記述で解答させるもの、じっくり考えさせる難しめのもの、など大学それぞれの思いがこもっているなと感じます。
理科大理工学部2011年は昔からだと思いますが、有効数字3ケタと指数部分のケタをすべてマークさせるやり方で、これだと計算が完璧に出来ていないと正答とはなりません。まあ、理科専門の大学ですからね。
さて、有効数字3ケタを出す計算の1つ手前に割り算があったとします。
割り算は(4ケタ)÷(4ケタ)でいいと思いますが、この(4ケタ)は「5ケタ目を切り捨てて4ケタにしたもの」なのか、「5ケタ目を四捨五入して4ケタにしたもの」なのか、今調べているところです。
確か、「切り捨て」だという回答を以前もらったような記憶があるのですが・・・。
こんな記述も見つけました。

 ※連続する計算途中で桁数が増して複雑になる場合には、有効数字より2 桁多く残し、
     それ以降の数字を切り捨てる。

これによると、3ケタの答を出すために、6ケタ目以降を切り捨てた(5ケタ)を用いて、
割り算なら(5ケタ)÷(5ケタ)で、ということになります。

みかみ先生より

夜の気合いトーク「今が宝」

君が年をとったら、
「あの時がんばったから今がある。ありがとう。」って今の君を思い出すはずだ。
だから、必死にやってないと未来の自分に申し訳ない。
「あのとき、もっとがんばっとけばこんな風にならなくてすんだのに…」
って思いたくないよね?
まだ間に合う。
大丈夫。
まだ間に合うから。
全力になり切れていない人はMAXの全力でがんばろう。
試験はいよいよ今月だ。
悔いのない人生を送ろうぜ。

君が絶対に合格するんだ!

みかみ先生より

夜の気合いトーク「勝手に書いてごめん」

ある子のことを書いてみたい。
その子は化学を始めたのは夏くらいで、スタートが遅かった。
「化学がダントツ出来ないので…」と言って塾に入ってきた。
だけど猛烈ながんばりでセンター試験までに間に合った。
せっかく化学から解放されるというのに、
今度は恐ろしいことに2次試験は化学だけで受けると言う。
今日、有機の構造解析の授業をした。
さすがに2次の勉強はあまりやってなかったようで、今はまだあまり出来ない状態だ。

でも、心配していない。
必ず出来るようになると思っている。
本人も時間がなくて大変だと感じていると思うが、できるようになると思っていることだろう。
僕もそう思っている。
結局、やるかどうするかを決めるのは自分であって、
自分に強い信念があれば成し遂げられる。
きっとその子は合格をもぎとると思う。

結局は気持ちなのだ。
だから君もがんばれ!

君が絶対に合格するんだ!

みかみ先生より

みんな、センター試験お疲れさま。
全体的に難化したようで、大変だったという声があちらこちらで聞こえてくる。
でも、まだ試験は途中だ。
今から2次がある。
センターリサーチまでは心配しても仕方がない。
今はとにかく、2次に向けて予定の大学の教科をがんばろう。
今日からまた全力でがんばろう。
休んでる暇はない。
競争のまっただ中だ。

2013センター化学の平均点は?

さて、自分なりの解説を書いてみました。
たくさんの過去問、模試をみんなと解いてきた上での
解説を書いてみました。
予備校の解説は見ないで書いてみたのですが、さて、平均点はどうなるか? 
受験生が「点取り易かった」と感じたか?「点取りにくかった」と感じたか?
あとで、いくつかの予備校の解説を見ましたが、
 第1問「物質の構成」 (25点・やや易)
 第2問「物質の変化」 (25点・やや難)
 第3問「無機物質」 (25点・標準)
 第4問「有機化合物」 (25点・標準)
というような感じで、昨年並みと判定しているものが多いようでした。


自分はちょっと違った感想を持っています。
特に、これでもか、というくらいに練習してきた受験生は
問題慣れする、という怖い病気にかかります。
問題慣れは、同じような問題には特効薬である反面、
逆に、わずかなひねりとかにも弱くならせるんじゃないかと。
慣れてくると、良くない事に、熟考はしなくなっていくものです。
今年は意地悪な問題もなく、易しい問題も多かったですが、
平均点は昨年より低くなるのではないかと思っています。

本当にお疲れ様!!

2013年度のセンター入試が終了しました。
ここまで頑張った人たち、本当にお疲れさま!!
何度も何度も模試を受けた人でも、
やはり、独特のプレッシャーがあったんじゃないでしょうか?
自宅で問題を解いている自分にさえ、ありましたからね。
緊張してしっかり取り組まないと、頑張ってるみんなに申し訳ないから。
いや、いつもそうなんだけど、本番は特別ですね。
簡単な問題でもなんです。
これをどう克服するか、来年のみんなと考えないといけません。

みんな、これ解けたかな? この問題焦ってるだろうな!
とか思いながら解きました。
今年は、自分なりの解説を、この日誌に記録しておこうと思います。

センター入試終わってすぐ

センター試験が終わったら
自己採点してセンターリサーチですね。
その後、すぐに2次試験の勉強に取りかからなければいけません。
受験する大学の過去問を解いておかなければ。
頭がセンター試験向けになっちゃってるから
早く慣れていこう。
記述式の解答もあるね。
記述式模試にも取り組んできたんだから焦らなくて大丈夫!

センター試験本番!!

いよいよ本番です!
頑張ったことが後々まで残ります。
頑張った姿勢、頑張った自信が他の分野にも応用できるんです!
あとで壁にぶつかった時に効いてくるんです!

頑張ってきた受験生たちの健闘を祈っています!!

センター試験まで2日

今週土曜日がいよいよ本番です。
もちろん、残りの2日間、勉強は最大限すべきです。
でも、頭はクルクル回しながらも、決してあせってはいけません。
そして、自分が今まで頑張ってきたことに強い自信を持って下さい。
キチンとやってきたんだ、としっかり実感して下さい。
自分はできる! と思い込んで受験して下さい!! 

センター試験まであと6日

今日を含めて、センター前日まであと6日となりました。
化学(理科)の試験までは、あと7日ですね!
正誤問題なんか、ちょっとした空き時間にまだまだ沢山やれると思います。
また、この週末に、全範囲のまとめ資料に目を通しておいた方がいいでしょう。
あと、体調管理に充分注意ですね!!

一問も間違えてはいけない、と言われたら・・・

かなりの実力があって、
模試で100点も取れる。
そんな受験生でも、
5回分の模試をやって、全部100点を取る
というのは、とても大変なことでしょう。
自信がない解答、思い込みの解答、単純なミス
等が、自分の答案の中に
ほんの少しでもあるからだと思います。
90点取れるようになったら、
こんな事も考えてみて下さい。

Z会のセンター問題集

Z会の問題集は難しいことで有名です。
化学のセンター入試向けの問題集もZ会のがあります。
で、問題をやってみると、
センター本番に出ないような問題がすごく多い。
そして難しい問題が連続します。
特に第2問(理論)、第4問(有機)。
そして、こんなひっかけ問題は実際出ないんじゃないかという、
いつもの注意力では間違えてしまうような問題を仕込んであります。
これはセンター直前にやってはいけない問題集だと思っていました。
しかし、・・・
満点を目指す受験生に、直前ではなく今の時期に、
こういうトレーニングは適しているのではないか?
と思いつきました。
全範囲の勉強が終わっていない現役生には、
分野別の集中トレーニング等、まだやらなければならない事がありますが、
力のある浪人生には、とてもいいトレーニングだと考えています。
粘り強い思考力と、細かい注意力を養うトレーニングです。
現在、Kさんはこの意義をしっかりと理解した上で、
Z会の難問に取り組んでいます!

満点への挑戦

入試問題で満点を取るのは簡単ではありません。
かなり苦労して80点台まで来ても、
90点台にあげ、さらに95点あたりに持っていくのは、執念が必要な気がする。
ここまで来ても、あと1問というところで間違えてしまう。
センター化学だと30問弱ですが、「全問を1問も間違わずに解く」ためには、
やはり「気持ちを強く込めた勉強を休まず続ける」ことが絶対に必要。
そして、最後の大量の練習の段階で、ほぼ毎回100点を取らないと
センター入試本番で満点は取れない。
満点を目指している人、
覚悟を決めて、執念を持って、最後まで頑張って欲しい。
知識以外のことも沢山学べます!

センター化学受験トレーニング

受験問題は、ていねいに素早く
復習もあいまいな箇所を残さず、もれなくやる。
とにかく大量の問題を解く。
不得意分野はそこだけ集中的にトレーニングする。
これを休まずコツコツと1年間続けるんです。
模試の結果が悪ければ、どこかやり方が間違ってる訳です。
Kさんは、これらのことをしっかりと実践して頑張っています。
こちらもしっかりと頑張らなくてはいけません!

来年、もう一度チャレンジする先輩!

Kさんは予備校が終わったあと、17時過ぎに松女へ直行してくれました。
数学の指導を受けたあと、18時ごろから約2時間、前もって解いてあった2回分の化学の実戦問題(代ゼミ2011年)を集中して復習しました。 予想以上に頑張ってくれ、期待できるスタートになりました!