さかな日記

美味しいお魚ありますか?

マアジのマリネ

 入間、所沢近辺の鮮魚店で最も面白いのは、角上魚類所沢店でしょう。
お盆の最中、どうなっているか覗いてみました。
鮮魚はやはり少なかったですが、ありましたよ。
真アジ、真ダイ(養殖、天然)、真サバ、ゴマサバ、マトウダイ、クロムツ、タチウオ・・・
マグロ、サケ、ブリも切り身であったと思います。カレイ、タコ、貝類も。
タイをポアレ風で食べたい、なんて意見もあったんですが、安い真アジとゴマサバを買うことにしました。
真アジは大型よりも中型までの方が美味しいんですよ。
また、たまにいる青アジ(丸アジ)は真アジそっくりですが、これは干物にした方が美味しいんです。
真アジ3匹は刺身に切ったあと、マリネにするつもりで。
ゴマサバは小型だったので、お兄さんに脂乗りを聞いてみました。「ん~、まあまあですかね~」という返事。
小型でしたから、脂まあまあならと2匹。塩焼きにしましょう。
家に帰ってさばいてみましたが、ゴマサバは脂そこそこ、身質はあまり良くなかったです。お盆前の解凍品かな。真アジは脂まあまあ、身質良しでした。
さて、マリネ液はどう作ったらいいでしょうか?
調べてみると、オリーブ油を加えた洋風のものが紹介されていましたが、和風なら三杯酢でOKとのこと。
三杯酢の基本は、酢、しょうゆ、みりんを一杯ずつということらしいですね。
ちょっと考えて、酢2、減塩しょうゆ1、みりん1にしてみました。
土佐酢のようにだし汁を入れた方がいいかな?ともおもいましたが、真アジからうま味が出るでしょうから、だし汁は不要かなという判断。
ただ、材料が多いと味が付かないので三杯酢も多くしないとダメですね。そこのところの勘はもう少し経験が必要だと思いました。
とにかく、玉ねぎスライスもたっぷり入れた真アジのマリネが何とか出来ました!
カミさんからも「美味しい!」と言ってもらったので合格ですね!

お盆にはお店に魚いませんよね・・・

 年末、年始と同じですね!
漁師さんたちもお盆休みですから、店頭に鮮魚はほとんどありませんでした。
この日は、マメアジ、イシモチ、トビウオくらいしか並んでいませんでした。あとは解凍サンマ、カレイの切り身くらい。
この暑い時期に「これいいね!」と思える食べ方を思いついたんです。
思いついたというか、タマネギやミョウガの酢漬けがヒント。これにカツオやアジのお刺身を入れてみたんですが、goodでした!
お盆過ぎたら、青魚のマリネ、作ってレポしますね!

魚の煮付けの煮汁の割合など

 いわゆる通常の煮つけの場合です。(骨ごと食べれる煮込みはまた別です)
魚を煮つける時の煮汁はどうやって作るのか? 調べてみると色々あるんです。
最初、それらを真似して作ってみましたが、味は濃すぎるし、また甘くなっちゃうわで、魚の味がかくれてしまうと思うんです。
ネットで調べてみて何回も色んな配合で試してみました。
漁師さんはしょうゆだけで味付けてるらしい、という情報も聞きました。
そして、これなら自分の好みかな? という割合をとりあえず見つけました。
  うす口しょうゆ 1
  酒         2
  水         4
という感じです。
うす口しょうゆは塩分は多いのですが、余計な味付けがないんです。でも塩分濃いので、薄めないと塩からくなってしまいます。
水なしで酒(6)にしてもいいのですが、ちょっともったいないんです。
きれいなフライパンに煮汁を入れます。いつも煮汁の合計は350mLでうまくいってます。(つまり、うす口しょうゆは50mL)
煮汁はまず沸騰させて、その後中火にして、魚を入れたら煮汁をさじでさ~っとかけ回します。
そのあと、アルミ箔の落としぶたをして、弱火で10分煮たら、もう出来上がりです!
さて、このアルミ箔の落しぶたがミソなんです!
この落としぶたのおかげで、煮汁から吹き上がってくる汁が魚の上面の方まで上がってきて、全体に味が付いていくんです。(ちょっとビックリでした!)

メバルの煮つけ

メバルは春が旬ですが、旬を過ぎてもそれほど味が落ちないようです。
そして何と言っても煮付けが合う魚だと思います。
刺身、塩焼きもやってみましたが、煮つけが一番!だと思いました。

このような小型のメバルが安くなっていたら、迷わず買って煮つけにして下さい!
家族も喜んで食べてくれました!!

メジナは磯臭い?

メジナ(グレ)は真っ黒で鯛のような体型の魚です。


以前、刺身にした時、磯臭くて「こりゃダメだ」と嫌いな魚になってしまいました。
磯臭い原因は、餌にあるらしく、その餌を主食にしている魚は磯臭いようです。

さて、ある夏に、親しくなった魚屋さんが、
「これ何ていう魚か知ってる?俺忘れちゃったんだよ!」って自分に聞くんですよ。
自分にも分かりませんでした。下の写真の魚です。


この魚は、ニザダイ、またはサンノジ、なんて呼ばれています。(しばらくしてわかりました)
とにかく話のついでに、刺身にもなると言うので、さばき方を聞いて買ってきました。
カワハギみたいに厚い皮に覆われていて、皮を剥ぐのに一苦労。
ところが、もうその時からすごく磯臭いにおいがしていました。
とても刺身はダメと思い、塩焼きに変更。
しかし、強烈な磯臭さは取れず、残念ながら捨ててしまいました。(サンノジくん、ゴメンなさい!)
この魚、こんな感じで嫌われている釣りの外道なんだそうです。
で、磯臭さの原因は、餌にあって、メジナもニザダイも同じような場所で釣られると聞いていたので、
どちらも悪い印象(磯臭い!)になってしまっていました。

で、今年の冬、魚屋さんがメジナをすすめるんです。
大型で新鮮で、980円! (だって美味しくないからねぇ)
「磯臭いでしょ? 好きじゃないんです」と言うと、
「全然磯臭くないよ!」
「前磯臭かったんだけど、なぜ?」
「冬は餌が違うんだよ」
なるほど! じゃあ、試してみましょう!

家に帰ってさばきましたが、とても新鮮で、臭くない!
きれいに下処理をして、刺身にして盛り付けて(ごめんなさい!写真がない)、冷蔵庫に。
よし、準備ばっちり! カミさんからOK出れば合格だからね!

さて、夜食の時間です。 メジナのお刺身・・・
ホントだ! 磯臭くないし、歯ごたえも良くて美味しい!
カミさんも喜んで食べてくれました!
うしお汁(メジナのアラのお吸い物)も美味しかったので、
メジナは時期やものによっては、とっても美味しいことが分かりました!

予想外! この時期の真鰯

 この時期のマイワシは、もう脂なくて美味しくないんです。
ところが ・ ・ ・
マイワシの水揚げでは珍しい北海道で、今マイワシが獲れて困っている(?)そうです!
そして、スーパーで見かける北海道産のマイワシの刺身! 超、脂乗ってるんですよ!
いつもなら、もうマイワシは買わないんですが、刺身で味をしめたので、鮮魚を狙っていました。
川越ペペの山助に入ってきました! すごく太ったマイワシ!
お兄さん、「380円ッスね」と言うので、「5匹で?、10匹で?」と聞くと、なんと「1匹です」!
だって、北海道でマイワシ獲れすぎて困ってるんでしょう? マイワシはサンマの3分の1の相場だって言ってたのに・・・
まあ、いい型のヤツが来てるんでしょうね。それくらい美味しそうに丸々太っていました!
以下は、最近の記事です。

 猛暑に見舞われたこの夏、北海道沿岸の漁業に異変が起きている。

 釧路ではサンマ漁船に大量のイワシがかかり、網走沖ではマスの定置網にブリが交じる。
解禁間もない秋サケ漁の網にはクロマグロの姿も。
海水温が高いことが背景にあるとみられ、各地の漁師らは困惑している。

 ◆「サンマはどこへ」

 全国有数のサンマの水揚げ量を誇る釧路市の釧路港。
サンマ漁の主力の棒受け網漁が8月に解禁されたが、流し網漁を含む同月の水揚げは27日現在、平年を大幅に下回る22トンにとどまる。

 一方、8月中旬以降はマイワシが大量に水揚げされ、多い日には1日に30トンを超えた。
漁協関係者は「こんなことは今までなかった」と嘆く。
相場はサンマの約3分の1といい、28日早朝に釧路港に水揚げした岩手県大船渡市の50歳代の男性船長は「取れるのはマイワシばかり。サンマがいなければ、燃料代をかけて北海道まで来た意味がない」とこぼした。

 漁業情報サービスセンターによると、道東周辺の海水温は平年より2度ほど高い21~22度で、マイワシは暖かい黒潮に乗って北上したとみられる。

 一方、サンマが来ない理由ははっきりせず、東北区水産研究所は「原因は特定できないが、海水温の高さが影響しているのかもしれない」と推測する。

マゴチ

 夏に美味しいと言われているマゴチ(メゴチは小さくて別の魚です)が気になっていました。
扁平型で捌きにくそうですが挑戦してみることにしました。
値段はやや高めです。




九州の川でよく見かけたドンコの顔を思い出しました。

さて、ていねいに洗って、ヒレと内臓を取ります。
キッチンばさみだと簡単です。


歯ブラシと流水で、血は出来るだけきれいに落とします。(ここポイントです)
白子と胃袋が傷んでいなかったので、頭と一緒に焼いていただくことにしました。


捌いた身は、水分をよく拭き取ったあと、このようにキッチンペーパーでくるんでから冷蔵します。
お腹にもキッチンペーパーを充分詰めておきます。
これで1週間くらいは持つんですよ! それも刺身に出来る鮮度で。
臭みも出ません!身も綺麗なままなんです。
さて、このマゴチ、いつ、どうやって料理しようかな~

生の青海苔

 生のアオノリが美味しそうだったので買ってみました。
生ワカメと同じように食べるんだろうと思って、
水洗いしたあと、水を切って、ポン酢かけて、
いただきま~す!
 えっ ・ ・ ・ 美味しくない ・ ・ ・
ちっとも美味しくない!!
硬いし、磯臭い!
そうか、アオサと同じように、味噌汁に入れるときっと美味しいんだと思います。
この海藻は、加熱して食べた方がいいみたいです。

オアカアジの刺身

 オアカアジは、名前のとおり尾が赤いムロアジ属の魚です。


うまく撮れませんでした・・・
尾だけでなく胸びれなども赤みを帯びているでしょう?

この魚、この近辺では、静岡あたりからの入荷を扱うペペ山助に時々入ってきます。
痛みが早く血合いも多いんですが、安くて美味しい青魚です。
でも、刺身じゃないとダメなんじゃないかな?


きれいなピンク色の身、多めの血合いですが、脂は皮の真下だけにあります。
表面がちょっと汚く見えるのは、この脂分のせいです。
身に脂分は無いので、焼いたり煮たりしても美味しくないんです。
この刺身も、見た目は良くないですが、いつも通り美味しかったですよ!

間違えてマサバ買ってしまった・・・

 マイワシはまだ脂乗ってるんですが、最近、パッタリと店頭に姿を見せなくなりました。
小型で高いヤツとかは見かけたんですが、今までの「安い、大きい、旨い」はどこにいったんでしょう?
先週火曜日に久しぶりにマイワシいたんですが、あまりにも小ちゃかったので「可愛いですね~!」と言ったら、お兄さん、苦笑しつつ、周りにお客さんいないのを確認してから「おすすめしません!」と教えてくれました。
青魚は脂無いと全然美味しくないんです。マイワシやサバも小型だとまず脂ありません。
さて、昨日、ゴマサバでも買おうと出かけてみたら、大きなサバと可愛いマイワシがいました!
「よし、今日はこのゴマサバにしよう」と思い込んだのが、失敗のもとだったんですね ・ ・ ・
まず、マイワシが最近いない理由を聞くと、市場で高値になってしまっているので買い付けてこないとのこと。やはりマイワシは梅雨あたりまでのようです。
そして、「このサバ旨そうですね~」と聞くと「まあまあッスよ」と言うので大きいヤツ2匹買ってしまいました!(2匹1000円)
マイワシ、もう一度ながめてみると、開いたヤツに脂まあまあのってたので、1皿買うことにしました。かなり小型でしたが、お兄さん、たっぷりおまけしてくれました。ありがとう!

さて、日は変わり、ついさっき買った魚全部さばき終わりました。
ゴマサバと思い込んで買ってきたのに、何とマサバでした ・ ・ ・ ! 今の時期のマサバは「サイテー!」なんです。実際、予想どうりのサイテーぶりでした ・ ・ ・ !(夏はゴマサバの方が旨いんです)
じゃあ、今の時期のマサバどうやって食べれば美味しいのか? 鮮度のいいヤツをしめ鯖にするくらいしかないんじゃないでしょうか。
今回は買う時にお兄さんとの会話で失敗してるんです。
まず、ゴマサバかどうか確認する、さらに脂が乗ってるか確認する。
これをせずに思い込みで買ってしまいました。 さて、コイツどうやって調理するか悩み中なんです!

マイワシとカタクチイワシ

 3種のイワシ、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシのうち、旨みが一番あるとされているのはどれでしょう?
旨みが強い魚はだし取りに使われていますから、答えはカタクチイワシです。煮干しに使う魚はカタクチイワシです。
マイワシの美味しさは脂分に負うところが大きいように思います。ですからマイワシは旬の今頃に食べた方がいいんですね。
 さて、昨日も迷わずマイワシを買いに行きました。今までで一番脂乗っていました!
今回初めてぬか炊きに挑戦してみましたが、バッチリ!! 美味しかったです!
で、マイワシと一緒に珍しく入荷のあったカタクチイワシも買ってきました。


カタクチイワシは、「シコイワシ」、「セグロイワシ」、「ホホダレイワシ」など別名が多いです。


さばくのは、小さいくて数が多いので大変です!


これは、味のいい熟成ぬか床です。通販で買いました。
漬物には使いません。魚のぬか炊き専用です!

 さて、お味は?
脂のないカタクチイワシは失敗! 旬のマイワシは大成功!でした。
このカタクチイワシの調理法が間違っているということですね。

さかな調理ばっかり!

 魚調理ばかりやってると言っても・・・
例のごとく、週末に大きめのマイワシを大量に買いこんできて、さばいて、キッチンペーパーでくるんで冷蔵庫で水分を取って、・・・ といつものやり方です。
今、マイワシが旬なので、他の魚はチェックするんですが今日もマイワシだけにしました。もうちょっとするとゴマサバが旨くなるんですよ。(ゴマサバですよ。マサバと間違えないで)
さて、マイワシの骨まで柔らか煮込みですが、「このやり方しか出来ないの?」って言われちゃった(!)ので、写真は撮っていません。
でも、脂のったマイワシに出会ったら、食べてくれた人はとても喜んでくれるんです。
自分以外の人に喜んで食べてもらえるって本当に幸せな気持ちになれるんですよ! この体験で女性の気持ちが良くわかりました! ホントです。
さて、次に完成させたい味付けがあるんです。それは、糠炊き(ぬかみそ煮込み)なんです。九州ではじんだ煮と呼ばれています。漬物を漬けられる熟成ぬかを使って煮込むんです。
注文した熟成ぬかは届いたので、あとは他の調味料、みりん、塩こうじとの配合割合を色々試してみよう、という段階です。

入梅イワシ、本当に美味しいの?

 梅雨入り直後の土曜日、キントキダイと一緒にマイワシを10匹買ってきました。(お兄さん、サービスしてくれてありがとう!!)
骨まで食べれるいつもの湯煎煮込みにしてみます。味付けは、玄米黒酢、本みりん、塩こうじのみです。水も1滴も入れません。(油ももちろん使いません)
今回は、さばいた後、1匹ずつキッチンペーパーでくるんで充分に水分を取ってから煮込んでみます。


この子たち、デブチンなのが分かりますか?
頭が小さく見えるのは、体が太っているということなんです!
持った感じ、明らかに丸々と太っていました!
これからの時期、もっと太ってくると思います。


これは、あたま、ひれ、はらわたを取ってきれいにしたところです。
このあと、1匹ずつキッチンペーパーで包んで冷蔵庫にしばらく入れておきます。


これは、冷蔵庫で2時間ほどかけて水分を取ったあと、調味料を入れたものです。
これで太ったマイワシ10匹丸々入っています。
イワシがぎゅうぎゅう詰めになっているので、調味料も大量に使わなくて済むんです!
さて、弱火で湯煎すること約5時間。出来上がりは・・・


どうです? 美味しそうでしょ?
脂バッチリ乗っててすごく旨かったです! 醤油入れてないんですが、これはこれでOKですね。
キッチンペーパーで水分抜くのは大正解でした。血も抜けて臭みも取れるんです。
これからしばらくマイワシいいですよ。
しかも今年は豊漁らしく、値が安いのも嬉しいんです!

キントキダイ

 土曜日に初めて出会った鮮魚です!
ちょっと見たことがあるような・・・


これがキントキダイという魚です。
キンメダイに似てるでしょう?
でも、キンメダイは・・・


これがキンメダイです。スーパーでも見かけたことがあるでしょう?
キントキダイとは、まず色が、そして目の大きさ、体型が違いますね。

 さて、ではキントキダイをさばきましょう。
まずwebでさばき方を調べて、おいしそうなレシピもざっと調べておきます。
「刺身おいしい」とあったので刺身にすることにします。(もちろん、魚を買う時に刺身にできるか聞いておくんですが)


ひれとうろこを取って、内臓を除いて、水気をふき取ってからカマを落としたところです。
常用している出刃包丁が今手元にないのでかなり苦労しました。
この魚はうろこを取らずにさばく、とあったのですが自分は取りました。
カマは、2つに割ってお吸い物にするのがいいんですが、面倒な時は・・・


こんな感じで、割った後に魚焼き器で塩焼きにします。食べれるところは少ないですが、その魚の特徴は分かります。
で、身の方はキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れておきます。お腹にもキッチンペーパーをつめて血や水分を吸い取らせます。


さて、カミさんにも食べてもらおうと、夕食時に調理再開。
まず三枚おろしにしたところです。この後、腹骨を取って皮を引きます。


皮を引いた(はいだ)ところです。
これも普通の包丁でやったので大変でした!
皮を引いた身にきれいな血合いの模様が出るのがわかるでしょう?
次は、血合骨を取ります。


血合骨は、いつもは骨抜き(毛抜き風の器具)で抜くんですが、急ぐ時はこんな感じで血合骨の周りの身ごと切り落とします。写真右上の細長い身が切り落とした部分です。どんどん、身が少なくなっていきますね・・・。骨抜き使った方がいいです。
先ほどの、中骨、腹骨、皮、血合骨の身、は全部魚焼き器で焼いていただきます。
さあ、いよいよ刺身に切り分けます!


できました! 男料理なんで外観はこれで許して下さい・・・ 身はこれだけなんですが、2人で楽しむには不足のない量なんです。
いつもは、刺身の下に大葉(青しその葉)を敷きつめておきます。そして、ラップをかけて10分以上冷蔵庫で冷やしてから食卓に出すといいですよ。その方が食感もいいし、生臭みもほとんどなくなるんです。
 さて、このキントキダイの刺身のお味は?
「マル」でした! カミさんにも合格点もらいましたよ! スーパーで買った他の刺身と一緒にいただきましたが、キントキダイの勝ちでした!

おばあさん風の魚はどんな名前?

 先日、5/19の質問の答えです。遅くなってごめんなさい!

おばあさん風の名前の魚の名前は次のどれでしょうか?
 ①ばあさん
 ②ばあば
 ③ばあちゃん
 ④ばばあ
 ⑤ばあ
 ⑥ばばちゃん
答えは、④の 「ばばあ」 です! ちょっと強烈ですね。
現在は、地元でも「ばばちゃん」と愛称で呼ばれているようですよ。


これが「ばばあ」ちゃん。 正式名称「タナカゲンゲ」です。
外見も強烈ですね。 キツネみたいな顔つきなんだって!!

週末の角上魚類

週末土曜日の角上魚類(所沢店)ですが
マイワシの刺身、バッテラ、ネギトロ巻、どれも脂あり味よしでマル!
珍しかったのは、ホウボウのにぎり寿司、アラのにぎり寿司(どちらも4カン300円)、クジラの刺身(クジラの種類不明)です。どれもとても美味しかったですよ!
自分は、「アラ」を鮮魚の状態でもう一度見て、刺身にしたいんです。


これが「アラ」です。「最上級の味わい」ってどこかで紹介されてましたね!
九州では、「クエ」のことを「アラ」と呼ぶそうで、クエの方が良く知られているようですが、アラとはまったく別の魚です。


これが「ホウボウ」です。 「カナガシラ」もこれとそっくりです。
この魚もインパクトのある外形ですね。

さて、角上魚類の帰りに、本川越ペペの魚屋さんに寄りました。(またですか!笑)
そこには、「おじさん」!という面白い名前の魚がいました。
荷物がなかったら買ってお刺身にしたんですが・・・。

さて、ここで皆さんに問題を出しましょう。
「おじさん」がいるのなら「おばさん」という魚もいる(!)のですが、何と、おばあさん風の名前の魚もいるんです! さて、その魚の名前は次のどれでしょうか?
 ①ばあさん
 ②ばあば
 ③ばあちゃん
 ④ばばあ
 ⑤ばあ
 ⑥ばばちゃん
答えは後日! 早く知りたい人はweb検索が早いよ。または、月曜日に自分に声かけて下さい!(笑)

アジの酢煮、マサバ、マイワシも

寝てるあいだ5時間煮込んでみました。

 
しょうゆとか一切入れていません。
純米酢で塩を振ったアジを長く煮込んだだけです。


中骨もぜいご(アジ特有のトゲトゲ)もすべてほろほろに柔らかいんですが、
味付けは、あとしょうゆ、みりんあたりを入れて仕上げたい感じです。

でお次は、マサバとイワシを脂まったくないのを承知で買ってきました。

スマートなマサバ君、250円でした。
これを一晩水分取って寝かせてぶつ切りに

ホントに脂まったく無し!  シメサバに挑戦したかったけど、予定変更して酢で煮る事にしました。


マイワシもキッチンペーパーでくるんで一晩寝かせました。
これで中型5匹分まるまる入っています!

さて、アジの調理は・・・

 アジぶつ切りコンフィは、太い骨も柔らかく煮えて味もまあまあ(しゃれ?)だったんですが、
なんかイマイチ・・・
1匹残ったアジをどうしようか色々考えました。
酢締めにしたあと油煮にするのはどうかな? 小アジをから揚げにして三杯酢につけたヤツ美味しいですよね。
とにかく一度やってみよう、と今加熱容器に詰めながら考え直しました。
油入れずに酢だけで煮てみることにしました。

ちょっと写真載せてみますね。

内臓取ったアジをキッチンペーパーでグルグル巻きにして冷蔵庫に。
お腹の中にもキッチンペーパーを詰めて水分や血を出来るだけ取るようにします。
これで1週間くらいは新鮮な状態なんです。


ペーパー取ったところです。


開いたところ。冬ならこのまま干します。


ぶつ切りにして塩ふって酢締めにしているところです。
さて、今日はこの状態から1日過ぎています。
これから一晩煮込んでみますね。

大鯵は大味?

 4連休中しかも最終日に鮮魚は無いのが当たり前。漁師さんも市場もお休みですから。
で、実際は鮮魚コーナーどうなってるんだろう? と覗いてみました!
大きな30cmはありそうなマアジがいました! あとは冷凍のマグロかま、解凍サンマが並べてあって「品揃え苦労してるな」って感じでした。
マアジは1尾580円です。「大きいな~」と見つめていたら、いつものお兄さん「3匹なら900円でいいッスよ」と言ってくれたので、3匹買ってしまいました!
「どうせ脂ないからコンフィにしよう。残りはどうしようかな?」 お兄さん言うには「もう刺身だめっス。でも昨日塩焼きにして旨かったっスよ」 「残りは塩焼きかな~、冬なら干物にしちゃうんだけど」

大きいでしょ?


自分はキッチンバサミでここまでやっちゃうんですが、カマは落としません。もったいないから。
中骨まわりの血合いは、歯ブラシでこんな感じにきれいに取れます。
身はまだ痛んでいません。マリネならいけそうですね。


2枚におろしたところです。
これなら刺身いけますね。 でも今日はこれをコンフィ(油煮)にします。
脂のない魚の調理法をしばらくは探ってみたいんです。


ゼイゴも中骨もそのまま! ぶつ切りです! 味付けはピンクソルト(岩塩)のみ
これから弱火で5時間加熱してみます。
レポートはあした!

出来たよ! イワシの油煮

出来ました!
マイワシのソットオーリオ(油煮です。フランスだとコンフィと言うそうです)。

3時間かけて煮込んだので骨も柔らかです!

油はやはりオリーブよりグレープシードの方がクセなくて良かったです。(オリーブ油もクセ無いのがあるようです)
味は塩振っただけでこれは良かったんですが、もうちょっと濃い方が良かったかな?

又は、身の水分をまずは取ってから煮込んでもいいかもしれません。
油に焼いたニンニクの香りを付けて(元校長先生のアドバイス)もいいですね。
洋風だけど塩こうじを加えてもいいかな。
さて、帰ってきたカミさんにも味見してもらいました。これでクレームが出なければ「一応合格!」なんです。 で、「なかなかいいよ!おいしい」って言ってもらいました! やったね!
この味を覚えておいて、次はどうしようか考えるんです。

マイワシのソットオーリオ

イワシ豊漁まだ続いてるんでしょうか? 鮮魚コーナーに1皿半残ってました。
体形スマートで脂なさそう。あと、アジとマサバ。ここでおにいさんと会話。
「イワシ脂どうですか?」
「う~ん・・・でもまあまあっスよ」
「マサバぜんぜんでしょ?」
「(小さい声で)ああ、ぜんぜん売れないっスね」 ・・・!!
「入梅イワシ、次にマアジ、次にゴマサバっスね」
みなさん、ここ良く覚えていてくださいね!! 梅雨に入ったらまずマイワシですよ! 最高なんだから!
で、今日は、以前から考えていたマイワシのソットオーリオを作ることにしました。脂乗ってない時期だから油煮が合うんじゃないかと思うんです。
ソットオーリオとは、イタリア風オリーブオイル煮です。前校長先生が教えて下さったんですよ!
7匹380円でしたが、「10匹買ってくれたら400円におまけしますよ!」と言ってくれたので、「じゃあ、10匹下さい!」
この前、オリーブオイルの香りが強すぎたので、今日はグレープシードオイルを買ってみました。ブドウの香りしそうですがぜんぜんしないんです。意外とクセのないオイルです。

今日は、帰宅してすぐに調理開始です。
イワシ良く洗って、ウロコとってキッチンバサミでお腹開いて、はらわたヒレ頭を取ります。

大きな白子は一緒に調理することに。水分をキッチンペーパーで良くふき取り、5cmくらいの筒切りに。
それにクレージーソルト(ハーブ入り岩塩)を軽くふりました。
 
 

ホウロウ引き容器2つに10匹のイワシをいっぱいに詰めて、オイルを注いで全部を浸します。

これを大き目のなべのお湯に浸して、このなべを弱火で長時間加熱します。湯煎ですね。こういう加熱は、このIH調理器(電磁調理器)が最適です。ガス漏れの心配もありません。

今日は骨まで柔らかく食べるつもりで3時間ほど煮込みます。
さて、お味の方はどうなんでしょう? ・・・
・・・ まだ煮込み中なんです。またレポートしますね!